結論から言ってしまうと、文目の正しい読み方は「あやめ」「もんめ」になります。
文目の”文”は「ふみ」「ぶん」「もん」「あや」と読むことができますが、
文目は「あやめ」「もんめ」と読むのが正しく、「ぶんもく」と読むのは間違いです。
一般的には文目は「あやめ」と読むことが多く、「もんめ」は文目ではなく”匁(もんめ)”と書き表されることがほとんどです。
そして文目は「あやめ」「もんめ」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で文目の意味について解説していきます。
文目(あやめ)は「模様。色合いのこと/物事の筋道(すじみち)や区別のこと」の意味として用いられています。
文目を「あやめ」と読むと上記のような意味になりますが、
「もんめ」と読むと「尺貫法の重さの単位/昔の貨幣単位で、小判1両の60分の1ほど」の意味となります。
尺貫法の重さの単位として、1文目(もんめ)は1貫(かん)の1000分の1で、約3.75グラムです。
(「もんめ」は一般的には文目ではなく、”匁”と書き表されます)
このように文目は「あやめ」「もんめ」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
以上が「文目の読み方と意味、”あやめ”と”ぶんもく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど