結論から言ってしまうと、外海の正しい読み方は「げかい」「がいかい」「そとうみ」になります。
外海の”外”は「そと」「がい」「げ」と読むことができます。
ただ外海は「げかい」「がいかい」「そとうみ」のどれで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で外海の意味について解説していきます。
外海(げかい)は「仏語で、須弥山(しゅみせん)を中心とする九山八海(くせんはっかい)のうち、一番外側にある海のこと」の意味として用いられています。
須弥山というのは”古代インドの世界観が仏教に取り入れたもので、世界の中心に聳(そび)えるという高山のこと”で、九山八海というのは”須弥山を順に取り囲む9つの山と8つの海のこと”です。
外海を「げかい」と読むと上記のような意味になりますが、「がいかい」「そとうみ」と読むと「湾や入り江ではなく、陸地の外側に広がる海のこと」の意味となります。
このように外海は「げかい」「がいかい」「そとうみ」のどれで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
以上が「外海の読み方と意味、”げかい”と”がいかい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど