さて日常的に使われるもので「外套」という言葉があります。
この外套に使用されている漢字(特に”套”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは外套の読み方と意味、「がいとう」と「がいえん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.外套の正しい読み方は「がいとう」「がいえん」?
では外套の正しい読み方は、「がいとう」「がいえん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、外套の正しい読み方は「がいとう」になります。
外套の”套”は「とう」と読むことはできますが、「えん」と読むことはできないので、外套を「がいえん」と読むのは間違いです。
また外套(がいとう)のように「外(がい)」が用いられている言葉には、
「外部(がいぶ)・外傷(がいしょう)・外需(がいじゅ)・号外(ごうがい)」などがあります。
外套(がいとう)のように「套(とう)」が用いられている言葉には、
「常套(じょうとう)・手套(しゅとう)・套言(とうげん)・旧套(きゅうとう)」などがあります。
次の章で外套の意味と類義語について解説していきます。
2.外套の意味と類義語について
では外套の意味と類義語について見ていきましょう。
まず外套は「防寒などのために衣服の上に着る上着のこと」の意味として用いられています。
外套を用いた例文としては、「彼は外套を脱いだ」や、
「寒いから外套を着る」のような使い方で用いられています。
また外套の類義語としては、「羽織(はおり)・上着(うわぎ)・コート・オーバー」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても外套と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「外套の読み方と意味、”がいとう”と”がいえん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 外套の正しい読み方は「がいとう」で、「がいえん」は間違い。
- 外套は「防寒などのために洋服の上に着る衣類のこと」の意味。
- 外套の類義語には、「羽織・上着・コート・オーバー」などがある。