埒外の読み方と意味、「らちがい」と「しょうがい」正しいのは?

 

さて日常的に使われることはあまりないですが、「埒外」という言葉があります。

 

この埒外に使用されている漢字(特に”埒”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは埒外の読み方と意味、「らちがい」と「しょうがい」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.埒外の正しい読み方は「らちがい」「しょうがい」?

 

では埒外の正しい読み方は、「らちがい」「しょうがい」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、埒外の正しい読み方は「らちがい」になります

 

埒外の”埒”は「らち」と読むことはできますが、「しょう」と読むことはできないので、埒外を「しょうがい」と読むのは間違いです。

 

 

埒外の”埒(らち)”という字は、”将(しょう)”という字に似ているため注意が必要です。

 

 

 

また埒外(らちがい)のように「埒(らち)」が用いられている言葉には、
「不埒(ふらち)・埒内(らちない)・仕埒(しらち)」があります。

 

埒外(らちがい)のように「外(がい)」が用いられている言葉には、
「外部(がいぶ)・外傷(がいしょう)・外需(がいじゅ)・号外(ごうがい)」などがあります。

 

 

次の章で埒外の意味と類義語について解説していきます。

 

2.埒外の意味と類義語について

 

では埒外の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず埒外は「ある物事の範囲の外側のこと」の意味として用いられています。

 

 

埒外を用いた例文としては、「それは常識の埒外にある」や、
「予想の埒外の出来事が起こった」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また埒外の類義語としては、「圏外(けんがい)・枠外(わくがい)・外部(がいぶ)・番外(ばんがい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても埒外と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「埒外の読み方と意味、”らちがい”と”しょうがい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ