結論から言ってしまうと、白眉の正しい読み方は「はくび」になります。
白眉の”白”は「しろ」「しら」「はく」、”眉”は「まゆ」「び」と読むことができますが、白眉は「はくび」と読むのが正しく、「しらまゆ」と読むのは間違いです。
また白眉(はくび)のように「白(はく)」が用いられている言葉には、
「紅白(こうはく)・白日(はくじつ)・白昼(はくちゅう)・告白(こくはく)」などがあります。
白眉(はくび)のように「眉(び)」が用いられている言葉には、
「眉目(びもく)・眉月(びげつ)・画眉(がび)・眉雪(びせつ)」などがあります。
次の章で白眉の意味について解説していきます。
白眉は「白い眉(まゆ)のこと/多人数や同類のものの中で特に優れている人や物のこと」の意味として用いられています。
白眉の由来は、三国時代に秀才揃いの五兄弟がいて、
その中でも特に優秀な四男の眉に白い眉が混じっていたことからきています。
白眉を用いた例文としては、「これは数ある作品の中でも白眉である」や、「彼は同期の中でも白眉と呼ばれている」のような使い方で用いられています。
どちらの例文も、「多人数や同類のものの中で特に優れている人や物のこと」の意味で使用しています。
また白眉の類義語としては、「屈指(くっし)・傑出(けっしゅつ)・出色(しゅっしょく)・秀逸(しゅういつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても白眉と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「白眉の読み方と意味、”はくび”と”しらまゆ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど