結論から言ってしまうと、白州の正しい読み方は「しらす」「はくしゅう」の両方になります。
白州の”白”は「しろ」「しら」「はく」、”州”は「す」「しゅう」と読むことができます。
ただ白州は「しらす」「はくしゅう」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で白州の意味について解説していきます。
白州(しらす)は「白い砂の州(す)のこと/庭・玄関前などの白い砂が敷いてある所のこと/江戸時代の奉行所で、訴訟を裁き、罪人を問いただした場所のこと」の意味として用いられています。
州(す)というのは、”川などの中に土砂が盛り上がって水面上にあらわれた所のこと”を言います。
白州を「しらす」と読むと上記のような意味になりますが、
「はくしゅう」と読むと「サントリーが販売しているシングルモルトウイスキーのブランド名のひとつ」の意味となります。
シングルモルトウイスキーというのは”シングル=1つの蒸溜所のみで作られる”、”モルトウイスキー=大麦の麦芽のみを原料としたウイスキー”を表しています。
例えば「シングルモルトウイスキー山崎」であれば、山崎蒸溜所のみで作られた、大麦の麦芽のみを原料として作られたウイスキーということです。
このように白州は「しらす」「はくしゅう」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
以上が「白州の読み方と意味、”しらす”と”はくしゅう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど