白州の読み方と意味、「しらす」と「はくしゅう」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「白州」という言葉があります。

 

この白州に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
白州がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは白州の読み方と意味、「しらす」と「はくしゅう」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.白州の正しい読み方は「しらす」「はくしゅう」?

 

では白州の正しい読み方は、「しらす」「はくしゅう」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、白州の正しい読み方は「しらす」「はくしゅう」の両方になります

 

白州の”白”は「しろ」「しら」「はく」、”州”は「す」「しゅう」と読むことができます。

 

 

 

ただ白州は「しらす」「はくしゅう」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また白州(しらす)のように「州(す)」が用いられている言葉には、
「中州(なかす)・州浜(すはま)・砂州(さす)・三角州(さんかくす)」などがあります。

 

白州(はくしゅう)のように「州(しゅう)」が用いられている言葉には、
「温州(うんしゅう)・欧州(おうしゅう)・九州(きゅうしゅう)・神州(しんしゅう)」などがあります。

 

 

次の章で白州の意味と類義語について解説していきます。

 

2.白州の意味と類義語について

 

では白州の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず白州(しらす)は「白い砂の州(す)のこと/庭・玄関前などの白い砂が敷いてある所のこと/江戸時代の奉行所で、訴訟を裁き、罪人を問いただした場所のこと」の意味として用いられています。

 

州(す)というのは、”川などの中に土砂が盛り上がって水面上にあらわれた所のこと”を言います。

 

 

 

白州を「しらす」と読むと上記のような意味になりますが、
「はくしゅう」と読むと「サントリーが販売しているシングルモルトウイスキーのブランド名のひとつ」の意味となります

 

シングルモルトウイスキーというのは”シングル=1つの蒸溜所のみで作られる”、”モルトウイスキー=大麦の麦芽のみを原料としたウイスキー”を表しています。

 

 

例えば「シングルモルトウイスキー山崎」であれば、山崎蒸溜所のみで作られた、大麦の麦芽のみを原料として作られたウイスキーということです。

 

このように白州は「しらす」「はくしゅう」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

また白州(しらす)の類義語としては、「砂州(さす)・中州(なかす)・三角州(さんかくす)・扇状地(せんじょうち)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても白州と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「白州の読み方と意味、”しらす”と”はくしゅう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 白州の正しい読み方は「しらす」「はくしゅう」の両方。
  • 白州(しらす)は「白い砂の州のこと/庭・玄関前などの白い砂が敷いてある所のこと/江戸時代の奉行所で、訴訟を裁き、罪人を問いただした場所のこと」の意味。
  • 白州(はくしゅう)は「サントリーが販売しているシングルモルトウイスキーのブランド名のひとつ」の意味。
  • 白州(しらす)の類義語には、「砂州・中州・三角州・扇状地」などがある。

 

 

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