白夜の読み方と意味、「はくや」と「びゃくや」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「白夜」という言葉があります。

 

この白夜に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
白夜がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは白夜の読み方と意味、「はくや」と「びゃくや」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.白夜の正しい読み方は「はくや」「びゃくや」?

 

では白夜の正しい読み方は、「はくや」「びゃくや」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、白夜の本来の読み方は「はくや」でしたが、
いま現在では「はくや」と「びゃくや」のどちらでも問題はありません

 

白夜の”白”は「しろ」「はく」「びゃく」、”夜”は「よる」「よ」「や」と読むことができます。

 

 

 

白夜を「びゃくや」と読むのは本来の読み方ではなく、
この「びゃくや」は”慣用読み”と呼ばれる読み方になります。

 

慣用読みというのは、誤った読み方の人が増えて広く定着したことで、
その誤った読み方についても間違いではないとされた読みのことです。

 

 

簡単に言えば、白夜を「びゃくや」と間違って読む人が増えたために、
「はくや」でも「びゃくや」でも正しい読み方ということにしよう!となったわけです。

 

 

なのでいま現在での白夜の読み方としては、「はくや」と「びゃくや」はどちらも正しい読み方となります。

 

ただ一般的には白夜は「びゃくや」と読むことがほとんどです。

 

 

次の章で白夜の意味と類義語について解説していきます。

 

2.白夜の意味と類義語について

 

では白夜の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず白夜は「北極または南極に近い地方で、夏頃に太陽が地平線近くに沈むために、日没から日の出までの間、空が薄明るくなる現象のこと」の意味として用いられています。

 

白夜を用いた例文としては、「白夜のため、あまり眠れなかった」や、
「今年もそろそろ白夜の時期だ」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また白夜の類義語としては、「オーロラ・蜃気楼(しんきろう)・不知火(しらぬい)・プラズマ」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても白夜と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「白夜の読み方と意味、”はくや”と”びゃくや”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 「はくや」が本来の読み方で、「びゃくや」は慣用読み。
  • 白夜の読み方は、「はくや」「びゃくや」のどちらでも正しい。
  • 白夜は「北極または南極に近い地方で、夏頃に太陽が地平線近くに沈むために、日没から日の出までの間、空が薄明るくなる現象のこと」の意味。
  • 白夜の類義語には、「オーロラ・蜃気楼・不知火・プラズマ」などがある。

 

 

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