さて日常的に使われるもので「白地図」という言葉があります。
この白地図に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
白地図がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは白地図の読み方と意味、「はくちず」と「しろちず」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.白地図の正しい読み方は「はくちず」「しろちず」?
では白地図の正しい読み方は、「はくちず」「しろちず」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、白地図の正しい読み方は「はくちず」になります。
白地図の”白”は「しろ」「しら」「はく」と読むことはできますが、
白地図は「はくちず」と読むのが正しく、「しろちず」と読むのは間違いです。
また白地図(はくちず)のように「白(はく)」が用いられている言葉には、
「紅白(こうはく)・告白(こくはく)・白衣(はくい)・白紙(はくし)」などがあります。
次の章で白地図の意味と類義語について解説していきます。
2.白地図の意味と類義語について
では白地図の意味と類義語について見ていきましょう。
まず白地図は「陸地・島などの輪郭(りんかく)だけを線で表して、後は白いままにしてある地図のこと」の意味として用いられています。
白地図というのは、主に学習や分布図作成などに用いられます。
また白地図の類義語としては、「見取図(みとりず)・平面図(へいめんず)・断面図(だんめんず)・海図(かいず)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても白地図と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「白地図の読み方と意味、”はくちず”と”しろちず”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 白地図の正しい読み方は「はくちず」で、「しろちず」は間違い。
- 白地図は「陸地・島などの輪郭だけを線で表して、後は白いままにしてある地図のこと」の意味。
- 白地図の類義語には、「見取図・平面図・断面図・海図」などがある。