さてあなたは落ち葉と落葉(らくよう)と枯れ葉についてご存知でしょうか。
これらは木々に生えている葉っぱが黄色や赤色になり始める秋によく使われる言葉です。
どれも同じ意味だと思っている人も多いですが、
実はこれらの言葉の意味には明確な違いが存在します。
そこでこのページでは、落ち葉と落葉と枯れ葉の違いについて簡単に解説します。
どうぞご覧ください。
1.落ち葉と落葉と枯れ葉の違いとは?
では落ち葉と落葉(らくよう)と枯れ葉の違いについて簡単に解説していきます。
結論から言ってしまうと、落ち葉と落葉(らくよう)と枯れ葉の違いは下図の通りです。
まず落ち葉とは地面に落ちている葉のことを指す言葉なので、
葉が枯れている・枯れていないに関係なく落ちていればそれは落ち葉と言えます。
次に枯れ葉とは枯れている葉のことを指す言葉なので、
葉が枯れてさえいれば地面に落ちていても、木に生えたままでもそれは枯れ葉と言えます。
そして落葉(らくよう)とは、葉が落ちる現象そのものを指す言葉になります。
なので落ち葉と枯れ葉については葉そのものを指していましたが、
落葉(らくよう)だけは葉そのものではなく、現象を指しているので注意しましょう。
また中には落葉と書いて落葉(おちば)と読むこともありますが、
そのときの”落葉(おちば)”は”落ち葉”と意味は同じなので覚えておきましょう。
(つまり地面に落ちている葉のことを指しているということです)
以上が「落ち葉と落葉と枯れ葉の違いとは?」でした。
2.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 落ち葉とは地面に落ちている葉のことで、葉が枯れている・枯れていないは関係ない。
- 枯れ葉とは枯れている葉のことで、葉が落ちている・木に生えているは関係ない。
- 落葉(らくよう)とは、葉が落ちる現象そのものを指す。
- 落葉を落葉(おちば)と読むときは、落ち葉と同じで”葉そのもの”を指す。