さて日常的に使われるもので「生簀」という言葉があります。
この生簀に使用されている漢字(特に”簀”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは生簀の読み方と意味、「いけす」と「せいせき」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.生簀の正しい読み方は「いけす」「せいせき」?
では生簀の正しい読み方は、「いけす」「せいせき」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、生簀の正しい読み方は「いけす」になります。
生簀の”簀”は「すのこ」「す」「さく」と読むことはできますが、
「せき」と読むことはできないので、生簀を「せいせき」と読むのは間違いです。
ただ「いけす」は、一般的には”生け簀(いけす)”と書き表されることが多いです。
次の章で生簀の意味と類義語について解説していきます。
2.生簀の意味と類義語について
では生簀の意味と類義語について見ていきましょう。
まず生簀は「魚を生きたままにしておくための水の入った入れ物のこと」の意味として用いられています。
生簀を用いた例文としては、「生簀に餌を入れる」や、
「生簀の魚を観察する」のような使い方で用いられています。
また生簀の類義語としては、「水槽(すいそう)・貯水槽(ちょすいそう)・金魚鉢(きんぎょばち)・養殖場(ようしょくじょう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても生簀と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「生簀の読み方と意味、”いけす”と”せいせき”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 生簀の正しい読み方は「いけす」で、「せいせき」は間違い。
- 生簀は「魚を生きたままにしておくための水の入った入れ物のこと」の意味。
- 生簀の類義語には、「水槽・貯水槽・金魚鉢・養殖場」などがある。