さて日常的に使われるもので「生涯」という言葉があります。
この生涯に使用されている漢字(特に”涯”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは生涯の読み方と意味、「せいがい」と「しょうがい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
では生涯の正しい読み方は、「せいがい」「しょうがい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、生涯の正しい読み方は「しょうがい」になります。
生涯の”生”は「い(きる)」「せい」「しょう」、”涯”は「がい」と読むことができますが、生涯は「しょうがい」と読むのが正しく、「せいがい」と読むのは間違いです。
また生涯(しょうがい)のように「生(しょう)」が用いられている言葉には、
「後生(ごしょう)・生薬(しょうやく)・多生(たしょう)・生類(しょうるい)」などがあります。
生涯(しょうがい)のように「涯(がい)」が用いられている言葉には、
「天涯(てんがい)・辺涯(へんがい)・際涯(さいがい)・境涯(きょうがい)」などがあります。
次の章で生涯の意味と類義語について解説していきます。
では生涯の意味と類義語について見ていきましょう。
まず生涯は「生きている間のこと/一生のうちで、あることに関係した期間のこと」の意味として用いられています。
生涯を用いた例文としては、「生涯忘れられない出来事」や、
「学者としての生涯を終える」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「生きている間のこと」の意味で、
後者の例文は「一生のうちで、あることに関係した期間のこと」の意味で使用しています。
また生涯の類義語としては、「今生(こんじょう)・人生(じんせい)・終生(しゅうせい)・一期(いちご)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても生涯と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「生涯の読み方と意味、”せいがい”と”しょうがい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、