このページでは生成の読み方と意味、「きなり」と「せいせい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.生成の正しい読み方は「きなり」「せいせい」?

 

結論から言ってしまうと、生成の正しい読み方は「せいせい」になります

 

生成の”生”は「い(きる)」「き」「せい」「しょう」、”成”は「な(る)」「な(り)」「せい」と読むことができますが、生成は「せいせい」と読むのが正しく、「きなり」と読むのは間違いです。

 

 

「きなり」というのは、”生成り(きなり)”のように送り仮名が付くため注意が必要です。

 

 

 

また生成(せいせい)のように「生(せい)」が用いられている言葉には、
「再生(さいせい)・人生(じんせい)・生活(せいかつ)・更生(こうせい)」などがあります。

 

生成(せいせい)のように「成(せい)」が用いられている言葉には、
「成長(せいちょう)・育成(いくせい)・完成(かんせい)・集成(しゅうせい)」などがあります。

 

 

次の章で生成の意味と類義語について解説していきます。

 

2.生成の意味と類義語について

 

生成(せいせい)は「ものができること。ものを新たに作り出すこと」の意味として用いられています。

 

ちなみに”生成り(きなり)”は、「生地(きじ)のままで飾り気のないこと/糸や布地など染めたりさらしたりしていないもの」のような意味となります。

 

 

 

また生成の類義語としては、「調合(ちょうごう)・誕生(たんじょう)・発生(はっせい)・形成(けいせい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても生成と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「生成の読み方と意味、”きなり”と”せいせい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 生成の正しい読み方は「せいせい」で、「きなり」は間違い。
  • 生成(せいせい)は「ものができること。ものを新たに作り出すこと」の意味。
  • 生成り(きなり)は「生地のままで飾り気のないこと/糸や布地など染めたりさらしたりしていないもの」の意味。
  • 生成の類義語には、「調合・誕生・発生・形成」などがある。

 

 

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