さて日常的に使われるもので「生娘」という言葉があります。
この生娘に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
生娘がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは生娘の読み方と意味、「きむすめ」と「なまむすめ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.生娘の正しい読み方は「きむすめ」「なまむすめ」?
では生娘の正しい読み方は、「きむすめ」「なまむすめ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、生娘の正しい読み方は「きむすめ」になります。
生娘の”生”は「い(きる)」「なま」「せい」「き」と読むことができますが、
生娘は「きむすめ」と読むのが正しく、「なまむすめ」と読むのは間違いです。
また生娘(きむすめ)のように「生(き)」が用いられている言葉には、
「生糸(きいと)・生絹(きぎぬ)・生渋(きしぶ)・生地(きじ)」などがあります。
生娘(きむすめ)のように「娘(むすめ)」が用いられている言葉には、
「娘婿(むすめむこ)・愛娘(まなむすめ)・孫娘(まごむすめ)・娘心(むすめごころ)」などがあります。
次の章で生娘の意味と類義語について解説していきます。
2.生娘の意味と類義語について
では生娘の意味と類義語について見ていきましょう。
まず生娘は「世間慣れしていない初心(うぶ)な娘のこと」の意味として用いられています。
ここでいう娘(むすめ)というのは、親にとっての娘ではなく、”未婚の若い女性のこと”を指しています。
また生娘の類義語としては、「乙女(おとめ)・子女(しじょ)・小娘(こむすめ)・少女(しょうじょ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても生娘と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「生娘の読み方と意味、”きむすめ”と”なまむすめ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 生娘の正しい読み方は「きむすめ」で、「なまむすめ」は間違い。
- 生娘は「世間慣れしていない初心な娘のこと」の意味。
- 生娘の類義語には、「乙女・子女・小娘・少女」などがある。