正札の読み方と意味、「しょうふだ」と「せいさつ」正しいのは?

 

さて日常的に使われることはあまりないですが、「正札」という言葉があります。

 

この正札に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
正札がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは正札の読み方と意味、「しょうふだ」と「せいさつ」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.正札の正しい読み方は「しょうふだ」「せいさつ」?

 

では正札の正しい読み方は、「しょうふだ」「せいさつ」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、正札の正しい読み方は「しょうふだ」になります

 

正札の”正”は「ただ(しい)」「せい」「しょう」、”札”は「ふだ」「さつ」と読むことができますが、正札は「しょうふだ」と読むのが正しく、「せいさつ」と読むのは間違いです

 

 

 

また正札(しょうふだ)のように「正(しょう)」が用いられている言葉には、
「正絹(しょうけん)・正直(しょうじき)・正気(しょうき)・正体(しょうたい)」などがあります。

 

正札(しょうふだ)のように「札(ふだ)」が用いられている言葉には、
「札所(ふだしょ)・札差(ふださし)・切札(きりふだ)・千社札(せんじゃふだ)」などがあります。

 

 

次の章で正札の意味と類義語について解説していきます。

 

2.正札の意味と類義語について

 

では正札の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず正札は「掛け値なしの値段を書いて商品に付けた札のこと」の意味として用いられています。

 

 

掛け値(かけね)というのは、値段を吊り上げたり、程度を甚だしく表現したり”実際よりも大げさに言うこと”という意味です。

 

つまり掛け値なしというのは、”実際よりも大げさに言うことがない”ということなので、掛け値なしの値段というのは、”通常の値段のこと”という意味になります。

 

 

 

また正札の類義語としては、「正味(しょうみ)・値札(ねふだ)・正価(せいか)・定価(ていか)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても正札と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「正札の読み方と意味、”しょうふだ”と”せいさつ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ