さて日常的に使われることはあまりないですが、「叢生」という言葉があります。
この叢生に使用されている漢字(特に”叢”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは叢生の読み方と意味、「そうせい」と「ぎょうせい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.叢生の正しい読み方は「そうせい」「ぎょうせい」?
では叢生の正しい読み方は、「そうせい」「ぎょうせい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、叢生の正しい読み方は「そうせい」になります。
叢生の”叢”は「むら(がる)」「そう」と読むことはできますが、
「ぎょう」と読むことはできないので、叢生を「ぎょうせい」と読むのは間違いです。
また叢生(そうせい)のように「叢(そう)」が用いられている言葉には、
「叢書(そうしょ)・淵叢(えんそう)・叢林(そうりん)・叢起(そうき)」などがあります。
叢生(そうせい)のように「生(せい)」が用いられている言葉には、
「生活(せいかつ)・互生(ごせい)・再生(さいせい)・終生(しゅうせい)」などがあります。
次の章で叢生の意味と類義語について解説していきます。
2.叢生の意味と類義語について
では叢生の意味と類義語について見ていきましょう。
まず叢生は「草木などが群がり生えること」の意味として用いられています。
叢生を用いた例文としては、「葦が叢生する場所」や、
「このような環境で叢生するようなことはない」のような使い方で用いられています。
また叢生の類義語としては、「群生(ぐんせい)・密生(みっせい)・原生(げんせい)・繁茂(はんも)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても叢生と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「叢生の読み方と意味、”そうせい”と”ぎょうせい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 叢生の正しい読み方は「そうせい」で、「ぎょうせい」は間違い。
- 叢生は「草木などが群がり生えること」の意味。
- 叢生の類義語には、「群生・密生・原生・繁茂」などがある。