さて日常的に使われることはあまりないですが、「七生」という言葉があります。
この七生に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
七生がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは七生の読み方と意味、「しちせい」と「しちしょう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.七生の正しい読み方は「しちせい」「しちしょう」?
では七生の正しい読み方は、「しちせい」「しちしょう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、七生の正しい読み方は「しちしょう」になります。
七生の”七”は「なな」「しち」、”生”は「い(きる)」「せい」「しょう」と読むことができますが、七生は「しちしょう」と読むのが正しく、「しちせい」と読むのは間違いです。
また七生(しちしょう)のように「七(しち)」が用いられている言葉には、
「七味(しちみ)・七曜(しちよう)・七難(しちなん)・七輪(しちりん)」などがあります。
七生(しちしょう)のように「生(しょう)」が用いられている言葉には、
「生涯(しょうがい)・後生(ごしょう)・生薬(しょうやく)・半夏生(はんげしょう)」などがあります。
次の章で七生の意味と類義語について解説していきます。
2.七生の意味と類義語について
では七生の意味と類義語について見ていきましょう。
まず七生は「7度生まれ変わること/(転じて)永遠のこと」の意味として用いられています。
七生を用いた例文としては、「七生まで恨みます」や、
「七生までこのままでいたい」のような使い方で用いられています。
どちらの例文も「永遠のこと」の意味で使用しています。
また七生の類義語としては、「永久(えいきゅう)・悠久(ゆうきゅう)・恒久(こうきゅう)・永世(えいせい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても七生と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「七生の読み方と意味、”しちせい”と”しちしょう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 七生の正しい読み方は「しちしょう」で、「しちせい」は間違い。
- 七生は「7度生まれ変わること/(転じて)永遠のこと」の意味。
- 七生の類義語には、「永久・悠久・恒久・永世」などがある。