総出の読み方と意味、「そうで」と「そうしゅつ」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「総出」という言葉があります。

 

この総出に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
総出がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは総出の読み方と意味、「そうで」と「そうしゅつ」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.総出の正しい読み方は「そうで」「そうしゅつ」?

 

では総出の正しい読み方は、「そうで」「そうしゅつ」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、総出の正しい読み方は「そうで」になります

 

総出の”出”は「で(る)」「しゅつ」と読むことができますが、総出は「そうで」と読むのが正しく、「そうしゅつ」と読むのは間違いです。

 

 

「そうしゅつ」というのは、”創出(そうしゅつ)”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

 

また総出(そうで)のように「総(そう)」が用いられている言葉には、
「総合(そうごう)・総力(そうりょく)・総意(そうい)・総勢(そうぜい)」などがあります。

 

総出(そうで)のように「出(で)」が用いられている言葉には、
「出面(でづら)・出潮(でしお)・出端(でばな)・出番(でばん)」などがあります。

 

 

次の章で総出の意味と類義語について解説していきます。

 

2.総出の意味と類義語について

 

では総出の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず総出は「全員が揃(そろ)って出ること」の意味として用いられています。

 

 

総出を用いた例文としては、「一家総出で迎える」や、
「親戚総出で準備をする」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また総出の類義語としては、「団結(だんけつ)・総力(そうりょく)・結集(けっしゅう)・総動員(そうどういん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても総出と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「総出の読み方と意味、”そうで”と”そうしゅつ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ