さて日常的に使われるもので「出仕」という漢字があります。
この出仕に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
出仕がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは出仕の読み方と意味、「しゅっし」と「しゅつじ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
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1.出仕の正しい読み方は「しゅっし」「しゅつじ」?
では出仕の正しい読み方は、「しゅっし」「しゅつじ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、出仕の正しい読み方は「しゅっし」になります。
出仕の”出”は「しゅつ」、”仕”は「し」「じ」と読むことができますが、
出仕は「しゅっし」と読むのが正しく、「しゅつじ」と読むのは間違いです。
「しゅつじ」と読むと、”出自(しゅつじ)”と間違えられてしまうため覚えておきましょう。
また出仕(しゅっし)のように「出(しゅっ)」が用いられている言葉には、
「出発(しゅっぱつ)・出身(しゅっしん)・出張(しゅっちょう)・出店(しゅってん)」などがあります。
出仕(しゅっし)のように「仕(し)」が用いられている言葉には、
「仕事(しごと)・仕手(して)・仕方(しかた)・仕業(しわざ)」などがあります。
次の章で出仕の意味と類義語について解説していきます。
2.出仕の意味と類義語について
では出仕の意味と類義語について見ていきましょう。
まず出仕は「勤務に出ること/官職に就き、官に仕えること」の意味として用いられています。
官(かん)というのは、”政府や国または、それらが執行している機関のこと”を指しています。
また出仕の類義語としては、「出社(しゅっしゃ)・通勤(つうきん)・赴任(ふにん)・出動(しゅつどう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても出仕と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「出仕の読み方と意味、”しゅっし”と”しゅつじ”正しいのは?」でした。
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3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 出仕の正しい読み方は「しゅっし」で、「しゅつじ」は間違い。
- 出仕は「勤務に出ること/官職に就き、官に仕えること」の意味。
- 出仕の類義語には、「出社・通勤・赴任・出動」などがある。
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