四囲の読み方と意味、「しい」と「よい」正しいのは?

 

さて日常的に使われることはあまりないですが、「四囲」という言葉があります。

 

この四囲に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
四囲がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは四囲の読み方と意味、「しい」と「よい」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.四囲の正しい読み方は「しい」「よい」?

 

では四囲の正しい読み方は、「しい」「よい」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、四囲の正しい読み方は「しい」になります

 

四囲の”四”は「よん」「よ」「し」、”囲”は「かこ(む)」「い」と読むことができますが、四囲は「しい」と読むのが正しく、「よい」と読むのは間違いです

 

 

 

また四囲(しい)のように「四(し)」が用いられている言葉には、
「四聖(しせい)・四海(しかい)・四股(しこ)・四半(しはん)」などがあります。

 

四囲(しい)のように「囲(い)」が用いられている言葉には、
「周囲(しゅうい)・範囲(はんい)・囲碁(いご)・包囲(ほうい)」などがあります。

 

 

次の章で四囲の意味と類義語について解説していきます。

 

2.四囲の意味と類義語について

 

では四囲の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず四囲は「周り。周囲のこと/四方から取り囲むこと」の意味として用いられています。

 

 

四囲を用いた例文としては、「四囲の情勢を調べる」や、
「こういう時は四囲するのが良い」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「周り。周囲のこと」の意味で、
後者の例文は「四方から取り囲むこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また四囲の類義語としては、「周辺(しゅうへん)・外周(がいしゅう)・四辺(しへん)・外部(がいぶ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても四囲と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「四囲の読み方と意味、”しい”と”よい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ