結論から言ってしまうと、牙城の正しい読み方は「がじょう」になります。
牙城の”牙”は「きば」「が」、”城”は「しろ」「じょう」と読むことができますが、牙城は「がじょう」と読むのが正しく、「きばじょう」と読むのは間違いです。
また牙城(がじょう)のように「牙(が)」が用いられている言葉には、
「爪牙(そうが)・毒牙(どくが)・牙音(がおん)・牙行(がこう)」などがあります。
牙城(がじょう)のように「城(じょう)」が用いられている言葉には、
「城郭(じょうかく)・城代(じょうだい)・城柵(じょうさく)・城府(じょうふ)」などがあります。
次の章で牙城の意味と類義語について解説していきます。
牙城は「城中で大将のいる所のこと/組織や勢力の中心となる所のこと」の意味として用いられています。
牙城を用いた例文としては、「敵軍の牙城を攻撃する」や、
「あそこには敵対している組織の牙城がある」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「城中で大将のいる所のこと」の意味で、
後者の例文は「組織や勢力の中心となる所のこと」の意味で使用しています。
また牙城の類義語としては、「根城(ねじろ)・本拠(ほんきょ)・巣窟(そうくつ)・本丸(ほんまる)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても牙城と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「牙城の読み方と意味、”がじょう”と”きばじょう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>