このページでは災厄の読み方と意味、「さいやく」と「さいあく」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.災厄の正しい読み方は「さいやく」「さいあく」?

 

結論から言ってしまうと、災厄の正しい読み方は「さいやく」になります

 

災厄の”厄”は「やく」と読むことはできますが、「あく」と読むことはできないので、災厄を「さいあく」と読むのは間違いです。

 

 

「さいあく」というのは、”最悪(さいあく)”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

 

また災厄(さいやく)のように「災(さい)」が用いられている言葉には、
「災難(さいなん)・災禍(さいか)・息災(そくさい)・防災(ぼうさい)」などがあります。

 

災厄(さいやく)のように「厄(やく)」が用いられている言葉には、
「厄年(やくどし)・大厄(たいやく)・厄日(やくび)・厄難(やくなん)」などがあります。

 

 

次の章で災厄の意味について解説していきます。

 

2.災厄の意味について

 

災厄は「災(わざわ)い。災難のこと」の意味として用いられています。

 

 

災厄を用いた例文としては、「災厄を招く」や、
「災厄が降りかかる」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また災厄の類義語としては、「災禍(さいか)・厄難(やくなん)・難儀(なんぎ)・災害(さいがい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても災厄と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「災厄の読み方と意味、”さいやく”と”さいあく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 災厄の正しい読み方は「さいやく」で、「さいあく」は間違い。
  • 災厄は「災い。災難のこと」の意味。
  • 災厄の類義語には、「災禍・厄難・難儀・災害」などがある。

 

 

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