結論から言ってしまうと、夢幻の正しい読み方は「むげん」「ゆめまぼろし」の両方になります。
夢幻の”夢”は「ゆめ」「む」、”幻”は「まぼろし」「げん」と読むことができます。
ただ一般的には夢幻は「ゆめまぼろし」と読むことが多いです。
また夢幻(むげん)のように「夢(む)」が用いられている言葉には、
「夢中(むちゅう)・悪夢(あくむ)・夢魔(むま)・夢想(むそう)」などがあります。
夢幻(むげん)のように「幻(げん)」が用いられている言葉には、
「幻影(げんえい)・幻覚(げんかく)・幻術(げんじゅつ)・幻滅(げんめつ)」などがあります。
次の章で夢幻の意味と類義語について解説していきます。
夢幻は「夢と幻(まぼろし)のこと/非常に儚(はかな)いことのたとえ」の意味として用いられています。
夢幻を用いた例文としては、「夢幻の世界へ迷い込んだみたいだ」や、「夢幻のこの世」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「夢と幻のこと」の意味で、後者の例文は「非常に儚いことのたとえ」の意味で使用しています。
また夢幻の類義語としては、「虚像(きょぞう)・幻覚(げんかく)・幻像(げんぞう)・幻影(げんえい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても夢幻と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「夢幻の読み方と意味、”むげん”と”ゆめまぼろし”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>