さて日常的に使われることはほとんどないですが、「双眸」という言葉があります。
この双眸に使用されている漢字(特に”眸”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは双眸の読み方と意味、「そうぼう」と「そうもう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.双眸の正しい読み方は「そうぼう」「そうもう」?
では双眸の正しい読み方は、「そうぼう」「そうもう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、双眸の正しい読み方は「そうぼう」になります。
双眸の”眸”は「ひとみ」「ぼう」と読むことはできますが、
「もう」と読むことはできないので、双眸を「そうもう」と読むのは間違いです。
また双眸(そうぼう)のように「双(そう)」が用いられている言葉には、
「双方(そうほう)・双肩(そうけん)・双璧(そうへき)・双書(そうしょ)」などがあります。
双眸(そうぼう)のように「眸(ぼう)」が用いられている言葉には、
「明眸(めいぼう)・眸子(ぼうし)・満眸(まんぼう)・睛眸(せいぼう)」などがあります。
次の章で双眸の意味と類義語について解説していきます。
2.双眸の意味と類義語について
では双眸の意味と類義語について見ていきましょう。
まず双眸は「左右両方の瞳(ひとみ)のこと」の意味として用いられています。
双眸を用いた例文としては、「双眸に希望の光が輝いている」や、
「双眸が怒りの炎で燃えている」のような使い方で用いられています。
また双眸の類義語としては、「両目(りょうめ)・両眼(りょうがん)・双眼(そうがん)・複眼(ふくがん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても双眸と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「双眸の読み方と意味、”そうぼう”と”そうもう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 双眸の正しい読み方は「そうぼう」で、「そうもう」は間違い。
- 双眸は「左右両方の瞳のこと」の意味。
- 双眸の類義語には、「両目・両眼・双眼・複眼」などがある。