さて日常的に使われるもので「互助」という言葉があります。
この互助に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
互助がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは互助の読み方と意味、「ごじょ」と「こうじょ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.互助の正しい読み方は「ごじょ」「こうじょ」?
では互助の正しい読み方は、「ごじょ」「こうじょ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、互助の正しい読み方は「ごじょ」になります。
互助の”互”は「たが(い)」「ご」と読むことはできますが、
「こう」と読むことはできないので、互助を「こうじょ」と読むのは間違いです。
また互助(ごじょ)のように「互(ご)」が用いられている言葉には、
「互換(ごかん)・交互(こうご)・互角(ごかく)・相互(そうご)」などがあります。
互助(ごじょ)のように「助(じょ)」が用いられている言葉には、
「介助(かいじょ)・助走(じょそう)・助成(じょせい)・助力(じょりょく)」などがあります。
次の章で互助の意味と類義語について解説していきます。
2.互助の意味と類義語について
では互助の意味と類義語について見ていきましょう。
まず互助は「互いに助け合うこと」の意味として用いられています。
互助を用いた例文としては、「互助活動を行っている」や、
「近所の人々による互助組織」のような使い方で用いられています。
また互助の類義語としては、「共済(きょうさい)・互恵(ごけい)・連帯(れんたい)・共同体(きょうどうたい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても互助と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「互助の読み方と意味、”ごじょ”と”こうじょ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 互助の正しい読み方は「ごじょ」で、「こうじょ」は間違い。
- 互助は「互いに助け合うこと」の意味。
- 互助の類義語には、「共済・互恵・連帯・共同体」などがある。