さて日常的に使われるもので「買収」という言葉があります。
この買収に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
買収がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは買収の読み方と意味、「ばいしゅう」と「かいしゅう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.買収の正しい読み方は「ばいしゅう」「かいしゅう」?
では買収の正しい読み方は、「ばいしゅう」「かいしゅう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、買収の正しい読み方は「ばいしゅう」になります。
買収の”買”は「か(う)」「か(い)」「ばい」と読むことができますが、
買収は「ばいしゅう」と読むのが正しく、「かいしゅう」と読むのは間違いです。
また買収(ばいしゅう)のように「買(ばい)」が用いられている言葉には、
「売買(ばいばい)・購買(こうばい)・買弁(ばいべん)・買価(ばいか)」などがあります。
買収(ばいしゅう)のように「収(しゅう)」が用いられている言葉には、
「徴収(ちょうしゅう)・収益(しゅうえき)・没収(ぼっしゅう)・査収(さしゅう)」などがあります。
次の章で買収の意味と類義語について解説していきます。
2.買収の意味と類義語について
では買収の意味と類義語について見ていきましょう。
まず買収は「買い取ること/密かに利益を与えて、自分の有利になるように人を動かすこと」の意味として用いられています。
買収を用いた例文としては、「企業を買収する」や、
「選挙での買収行為は禁止されている」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「買い取ること」の意味で、
後者の例文は「密かに利益を与えて、味方に引き入れること」の意味で使用しています。
また買収の類義語としては、「購入(こうにゅう)・購買(こうばい)・贈賄(ぞうわい)・接待(せったい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても買収と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「買収の読み方と意味、”ばいしゅう”と”かいしゅう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 買収の正しい読み方は「ばいしゅう」で、「かいしゅう」は間違い。
- 買収は「買い取ること/密かに利益を与えて、自分の有利になるように人を動かすこと」の意味。
- 買収の類義語には、「購入・購買・贈賄・接待」などがある。