結論から言ってしまうと、収斂の正しい読み方は「しゅうれん」になります。
収斂の”斂”は「れん」と読むことはできますが、「けん」と読むことはできないので、収斂を「しゅうけん」と読むのは間違いです。
また収斂(しゅうれん)のように「収(しゅう)」が用いられている言葉には、
「収集(しゅうしゅう)・収穫(しゅうかく)・収束(しゅうそく)・収益(しゅうえき)」などがあります。
収斂(しゅうれん)のように「斂(れん)」が用いられている言葉には、
「葬斂(そうれん)・斂葬(れんそう)・苛斂(かれん)・殯斂(ひんれん)」などがあります。
次の章で収斂の意味と類義語について解説していきます。
収斂は「収縮すること。収縮させること/一つにまとまること/租税などを取り立てること」の意味として用いられています。
収斂を用いた例文としては、「血管を収斂させる」や、
「意見が収斂される」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「収縮すること。収縮させること」の意味で、
後者の例文は「一つにまとまること」の意味で使用しています。
また収斂の類義語としては、「凝縮(ぎょうしゅく)・縮小(しゅくしょう)・圧縮(あっしゅく)・収束(しゅうそく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても収斂と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「収斂の読み方と意味、”しゅうれん”と”しゅうけん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>