収斂の読み方と意味、「しゅうれん」と「しゅうけん」正しいのは?

 

さて日常的に使われることはあまりないですが、「収斂」という言葉があります。

 

この収斂に使用されている漢字(特に”斂”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは収斂の読み方と意味、「しゅうれん」と「しゅうけん」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.収斂の正しい読み方は「しゅうれん」「しゅうけん」?

 

では収斂の正しい読み方は、「しゅうれん」「しゅうけん」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、収斂の正しい読み方は「しゅうれん」になります

 

収斂の”斂”は「れん」と読むことはできますが、「けん」と読むことはできないので、収斂を「しゅうけん」と読むのは間違いです

 

 

 

また収斂(しゅうれん)のように「収(しゅう)」が用いられている言葉には、
「収集(しゅうしゅう)・収穫(しゅうかく)・収束(しゅうそく)・収益(しゅうえき)」などがあります。

 

収斂(しゅうれん)のように「斂(れん)」が用いられている言葉には、
「葬斂(そうれん)・斂葬(れんそう)・苛斂(かれん)・殯斂(ひんれん)」などがあります。

 

 

次の章で収斂の意味と類義語について解説していきます。

 

2.収斂の意味と類義語について

 

では収斂の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず収斂は「収縮すること。収縮させること/一つにまとまること/租税などを取り立てること」の意味として用いられています。

 

 

収斂を用いた例文としては、「血管を収斂させる」や、
「意見が収斂される」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「収縮すること。収縮させること」の意味で、
後者の例文は「一つにまとまること」の意味で使用しています。

 

 

 

また収斂の類義語としては、「凝縮(ぎょうしゅく)・縮小(しゅくしょう)・圧縮(あっしゅく)・収束(しゅうそく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても収斂と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「収斂の読み方と意味、”しゅうれん”と”しゅうけん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ