結論から言ってしまうと、反芻の正しい読み方は「はんすう」になります。
反芻の”芻”という字は「すう」と読むことはできますが、「そ」と読むことはできないので、反芻を「はんそ」と読むのは間違いです。
次の章で反芻の意味について解説していきます。
反芻は「牛や羊などが一度飲み込んだ食物を胃から口に戻し、再び噛んでからまた飲み込むこと/(転じて)繰り返しよく考えること」の意味として用いられています。
牛や羊が反芻を行う理由は”食物を消化するため”で、
何回も食物を噛んで細かくして、少しずつ食物を消化していきます。
牛などの反芻動物が常に口を動かしているのは、反芻によるものです。
反芻を用いた例文としては、「反芻する動物」や、「恩師の言葉を反芻する」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「牛や羊などが一度飲み込んだ食物を胃から口に戻し、再び噛んでからまた飲み込むこと」の意味で、後者の例文は「繰り返しよく考えること」の意味で使用しています。
以上が「反芻の読み方と意味、”はんそ”と”はんすう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど