さて日常的に使われるもので「毛筆」という言葉があります。
この毛筆に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
毛筆がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは毛筆の読み方と意味、「けふで」と「もうひつ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.毛筆の正しい読み方は「けふで」「もうひつ」?
では毛筆の正しい読み方は、「けふで」「もうひつ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、毛筆の正しい読み方は「もうひつ」になります。
毛筆の”毛”は「け」「もう」、”筆”は「ふで」「ひつ」と読むことができますが、毛筆は「もうひつ」と読むのが正しく、「けふで」と読むのは間違いです。
また毛筆(もうひつ)のように「毛(もう)」が用いられている言葉には、
「羽毛(うもう)・毛根(もうこん)・不毛(ふもう)・毛頭(もうとう)」などがあります。
毛筆(もうひつ)のように「筆(ひつ)」が用いられている言葉には、
「加筆(かひつ)・才筆(さいひつ)・代筆(だいひつ)・朱筆(しゅひつ)」などがあります。
次の章で毛筆の意味と類義語について解説していきます。
2.毛筆の意味と類義語について
では毛筆の意味と類義語について見ていきましょう。
まず毛筆は「動物の毛で作られた筆のこと。また、その筆で書くこと」の意味として用いられています。
毛筆を用いた例文としては、「毛筆で描く」や、
「毛筆の穂先を確認する」のような使い方で用いられています。
また毛筆の類義語としては、「石筆(せきひつ)・用筆(ようひつ)・硬筆(こうひつ)・万年筆(まんねんひつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても毛筆と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「毛筆の読み方と意味、”けふで”と”もうひつ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 毛筆の正しい読み方は「もうひつ」で、「けふで」は間違い。
- 毛筆は「動物の毛で作られた筆のこと。また、その筆で書くこと」の意味。
- 毛筆の類義語には、「石筆・用筆・硬筆・万年筆」などがある。