さて日常的に使われるもので「根毛」という言葉があります。
この根毛に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
根毛がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは根毛の読み方と意味、「こんもう」と「ねもう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.根毛の正しい読み方は「こんもう」「ねもう」?
では根毛の正しい読み方は、「こんもう」「ねもう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、根毛の正しい読み方は「こんもう」になります。
根毛の”根”は「ね」「こん」、”毛”は「け」「もう」と読むことができますが、根毛は「こんもう」と読むのが正しく、「ねもう」と読むのは間違いです。
また根毛(こんもう)のように「根(こん)」が用いられている言葉には、
「根菜(こんさい)・根底(こんてい)・根気(こんき)・根幹(こんかん)」などがあります。
根毛(こんもう)のように「毛(もう)」が用いられている言葉には、
「羽毛(うもう)・毛根(もうこん)・不毛(ふもう)・毛頭(もうとう)」などがあります。
次の章で根毛の意味と類義語について解説していきます。
2.根毛の意味と類義語について
では根毛の意味と類義語について見ていきましょう。
まず根毛は「根の先端近くに出る細長い突起のこと」の意味として用いられています。
根毛には、”養分や水分の吸収を行う働き”があります。
また根毛の類義語としては、「塊根(かいこん)・球根(きゅうこん)・根元(ねもと)・根方(ねかた)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても根毛と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「根毛の読み方と意味、”こんもう”と”ねもう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 根毛の正しい読み方は「こんもう」で、「ねもう」は間違い。
- 根毛は「根の先端近くに出る細長い突起のこと」の意味。
- 根毛の類義語には、「塊根・球根・根元・根方」などがある。