さて日常的に使われるもので「双方」という言葉があります。
この双方に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
双方がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは双方の読み方と意味、「そうほう」と「そうかた」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.双方の正しい読み方は「そうほう」「そうかた」?
では双方の正しい読み方は、「そうほう」「そうかた」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、双方の正しい読み方は「そうほう」になります。
双方の”双”は「そう」、”方”は「かた」「ほう」と読むことができますが、双方は「そうほう」と読むのが正しく、「そうかた」と読むのは間違いです。
また双方(そうほう)のように「双(そう)」が用いられている言葉には、
「双手(そうしゅ)・双肩(そうけん)・無双(むそう)・双璧(そうへき)」などがあります。
双方(そうほう)のように「方(ほう)」が用いられている言葉には、
「快方(かいほう)・方向(ほうこう)・方針(ほうしん)・平方(へいほう)」などがあります。
次の章で双方の意味と類義語について解説していきます。
2.双方の意味と類義語について
では双方の意味と類義語について見ていきましょう。
まず双方は「両者。両方のこと」の意味として用いられています。
双方を用いた例文としては、「双方の意見を聞く」や、
「双方が納得した」のような使い方で用いられています。
また双方の類義語としては、「両名(りょうめい)・両人(りょうにん)・甲乙(こうおつ)・両雄(りょうゆう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても双方と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「双方の読み方と意味、”そうほう”と”そうかた”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 双方の正しい読み方は「そうほう」で、「そうかた」は間違い。
- 双方は「両者。両方のこと」の意味。
- 双方の類義語には、「両名・両人・甲乙・両雄」などがある。