結論から言ってしまうと、写真・映像・動画はどれも画像のひとつで、写真(現物)・映像・動画は画像(①の意味)、写真(データ)は画像(②の意味)に分類されます。
では画像と写真と映像と動画、それぞれについて解説していきます。
画像というのは、”①絵・図表・写真など、視覚的に表したもの(静止画・動画)/②コンピュータ上における静止画(せいしが:動きのない絵・図表・写真など)のこと”です。
画像は、コンピュータ上における静止画だけでなく、紙に書いた絵や印刷された写真、動画なども指しますが、一般的にはデータ化されていないもの(紙に書いた絵、印刷された写真、テレビ画面に映されたものなど)は含まない場合がほとんどです。
(つまり一般的には、画像というと②の意味を指すことがほとんど)
一般的に画像というと、コンピュータ上で画像ファイルとして扱われるデータを指すことがほとんどで、例えばデジタルカメラで撮影したものはデータ化されて、そのデータは画像ファイル(=画像)としてメモリーカードに保存されます。
(デジタルカメラの画像ファイルは、拡張子が”.jpg”のものが一般的)
写真というのは、”カメラで撮影したものを、紙に焼き付けたり印刷したもの。また、撮影したものを、データ化したもの”です。
写真は画像のひとつで、紙に焼き付けたり印刷したものは画像(①の意味)で、それをデータ化したものは画像(②の意味)になります。
(一般的には現物は”写真”、写真データのことを”画像”と呼ぶことが多いです)
デジタルカメラの場合は、撮影したものはデータ化(メモリーカードに保存)されて、その写真データを用いて紙に印刷されます。
(焼き付けは、印画紙にフィルムカメラの撮影フィルムを並べて、光を当てること)
映像というのは、”映画のスクリーンやテレビの画面に映し出された画像(静止画・動画)のこと”です。
映像は画像(①の意味)のひとつで、スクリーンや画面に映し出されたものであれば静止画・動画のどちらでも映像ということになります。
なのでパソコンやスマホの画面に映し出された画像(静止画・動画)も映像になります。
ただ一般的には映画のスクリーン・テレビの画面で映し出された画像は”映像”、パソコンの画面・スマホの画面で映し出された動いて見える画像は”動画”と呼ぶことが多いです。
(厳密にいえば、パソコンの画面・スマホの画面で映し出された画像も”映像”です)
動画というのは、”静止画を連続的に表示させることで、動いているように見える画像のこと”です。
動画は画像(①の意味)のひとつで、静止画を何枚も連続的に表示させることで、それが動いているように見えます。
例えばパラパラ漫画のように、1コマずつ人が歩く様子を何枚もの紙に書いていき、それをパラパラめくると歩いて(動いて)いるように見えるものです。
動画もパラパラ漫画と同じ仕組みで、動きが滑らかに見えるほどより多くの数の静止画を用いており、反対に静止画の数が少なければ動きがカクカクすることになります。
以上が「画像と写真と映像と動画の違いとは?」でした。
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
哀悼、重複、出生、集荷など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど
(写真あり)メンマ、かんぴょう、マシュマロなど
(地図あり)軍艦島、淡路島、屋久島など
≪名前は知っているけどわからないもの≫
(写真あり)アヒージョ、マリトッツォなど
(写真あり)磯(いそ)、沿道、郊外など
(写真あり)うなじ、くるぶし、土踏まずなど
<豆知識>
(写真あり)カレーの容器、視力検査の器具など