時分の読み方と意味、「じふん」と「じぶん」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「時分」という言葉があります。

 

この時分に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
時分がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは時分の読み方と意味、「じふん」と「じぶん」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.時分の正しい読み方は「じふん」「じぶん」?

 

では時分の正しい読み方は、「じふん」「じぶん」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、時分の正しい読み方は「じぶん」になります

 

時分の”分”は「わ(ける)」「ぶん」「ふん」と読むことができますが、
時分は「じぶん」と読むのが正しく、「じふん」と読むのは間違いです

 

 

 

また時分(じぶん)のように「時(じ)」が用いられている言葉には、
「時間(じかん)・当時(とうじ)・平時(へいじ)・時差(じさ)」などがあります。

 

時分(じぶん)のように「分(ぶん)」が用いられている言葉には、
「分配(ぶんぱい)・分身(ぶんしん)・分割(ぶんかつ)・分家(ぶんけ)」などがあります。

 

 

次の章で時分の意味と類義語について解説していきます。

 

2.時分の意味と類義語について

 

では時分の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず時分は「おおよその時期・時刻のこと/ちょうど良い時期のこと」の意味として用いられています。

 

 

時分を用いた例文としては、「正午の時分に行う」や、
「時分をうかがう」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「おおよその時期・時刻のこと」の意味で、
後者の例文は「ちょうど良い時期のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また時分の類義語としては、「時機(じき)・好機(こうき)・時合(じあい)・頃合い(ころあい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても時分と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「時分の読み方と意味、”じふん”と”じぶん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ