按分の読み方と意味、「あんふん」と「あんぶん」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「按分」という言葉があります。

 

この按分に使用されている漢字(特に”按”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは按分の読み方と意味、「あんふん」と「あんぶん」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.按分の正しい読み方は「あんふん」「あんぶん」?

 

では按分の正しい読み方は、「あんふん」「あんぶん」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、按分の正しい読み方は「あんぶん」になります

 

按分の”按”は「あん」、”分”は「わ(ける)」「ふん」「ぶん」と読むことができますが、按分は「あんぶん」と読むのが正しく、「あんふん」と読むのは間違いです

 

 

 

また按分(あんぶん)のように「按(あん)」が用いられている言葉には、
「按排(あんばい)・按針(あんじん)・按摩(あんま)・按司(あんじ)」などがあります。

 

按分(あんぶん)のように「分(ぶん)」が用いられている言葉には、
「分配(ぶんぱい)・分身(ぶんしん)・分割(ぶんかつ)・分家(ぶんけ)」などがあります。

 

 

次の章で按分の意味と類義語について解説していきます。

 

2.按分の意味と類義語について

 

では按分の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず按分は「基準となる数量に比例した割合で物を割り振ること」の意味として用いられています。

 

 

按分を用いた例文としては、「負担を按分に割り当てる」や、
「利益を按分に分配する」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また按分の類義語としては、「配分(はいぶん)・分配(ぶんぱい)・比例(ひれい)・比率(ひりつ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても按分と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「按分の読み方と意味、”あんふん”と”あんぶん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ