結論から言ってしまうと、幕内の正しい読み方は「まくうち」になります。
幕内の”幕”は「まく」「ばく」、”内”は「うち」「ない」と読むことができます。
「まくのうち」というのは、”幕の内”や”幕ノ内”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で幕内の意味について解説していきます。
幕内(まくうち)は「相撲(すもう)番付の最上段に記載される前頭(まえがしら)以上の力士の地位のこと/劇場で舞台の幕の内側のこと」の意味として用いられています。
つまり相撲における幕内というのは、”前頭(まえがしら)・小結(こむすび)・関脇(せきわけ)・大関(おおぜき)・横綱(よこづな)”の5つの地位のことを総称しています。
ちなみに”幕の内(まくのうち)”は「相撲番付の最上段に記載される前頭(まえがしら)以上の力士の地位/芝居で、まだ次の幕の開かないうち/幕の内弁当の略」の意味になります。
※上の写真は幕の内弁当の一例
幕の内弁当というのは、”白飯と数種類のおかずを詰め合わせた弁当のこと”です。
次の芝居が始まるまでの間に食べるものとして考案されたもので、現在ではそれが一般的な弁当として浸透しています。
以上が「幕内の読み方と意味、”まくうち”と”まくのうち”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど