さて日常的に使われるもので「内実」という言葉があります。
この内実に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
内実がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは内実の読み方と意味、「ないじつ」と「うちみ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.内実の正しい読み方は「ないじつ」「うちみ」?
では内実の正しい読み方は、「ないじつ」「うちみ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、内実の正しい読み方は「ないじつ」になります。
内実の”内”は「うち」「ない」、”実”は「み」「じつ」と読むことができますが、内実は「ないじつ」と読むのが正しく、「うちみ」と読むのは間違いです。
また内実(ないじつ)のように「内(ない)」が用いられている言葉には、
「圏内(けんない)・内心(ないしん)・内向(ないこう)・内勤(ないきん)」などがあります。
内実(ないじつ)のように「実(じつ)」が用いられている言葉には、
「実力(じつりょく)・確実(かくじつ)・果実(かじつ)・結実(けつじつ)」などがあります。
次の章で内実の意味と類義語について解説していきます。
2.内実の意味と類義語について
では内実の意味と類義語について見ていきましょう。
まず内実は「内部の実情のこと/本当のところ。実際」の意味として用いられています。
内実を用いた例文としては、「内実を知らずに話す」や、
「彼の行動に周囲は内実迷惑している」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「内部の実情のこと」の意味で、
後者の例文は「本当のところ。実際」の意味で使用しています。
また内実の類義語としては、「真実(しんじつ)・本質(ほんしつ)・実態(じったい)・内情(ないじょう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても内実と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「内実の読み方と意味、”ないじつ”と”うちみ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 内実の正しい読み方は「ないじつ」で、「うちみ」は間違い。
- 内実は「内部の実情のこと/本当のところ。実際」の意味。
- 内実の類義語には、「真実・本質・実態・内情」などがある。