結論から言ってしまうと、内外の正しい読み方は「うちと」「ないがい」「うちそと」「ないげ」になります。
内外の”内”は「うち」「ない」、”外”は「そと」「がい」「げ」「と」と読むことができます。
一般的には内外は「ないがい」と読むことが多いです。
ただ内外は「うちと」「ないがい」「うちそと」「ないげ」のどれで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で内外の意味について解説していきます。
内外(うちと)は「内部と外部のこと/仏教と儒教(仏教側から見て)のこと/伊勢神宮の内宮(ないくう)と外宮(げくう)のこと」の意味として用いられています。
内外を「うちと」と読むと上記のような意味になりますが、
「ないがい」「うちそと」「ないげ」と読むとそれぞれ下記のような意味となります。
内外を「ないがい」と読むと「内部と外部/数量・時間などを表す語の後に付け、その数値に近い意を表す語」、「うちそと」と読むと「内部と外部/数量などがほぼその程度であること」、「ないげ」と読むと「内部と外部/内典と外典/仏教と仏教以外の教え」の意味になります。
このように内外を「うちと」「ないがい」「うちそと」「ないげ」のどれで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
以上が「内外の読み方と意味、”うちと”と”ないがい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど