さて日常的に使われるもので「内奥」という言葉があります。
この内奥に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
内奥がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは内奥の読み方と意味、「ないおう」と「ないおく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.内奥の正しい読み方は「ないおう」「ないおく」?
では内奥の正しい読み方は、「ないおう」「ないおく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、内奥の正しい読み方は「ないおう」になります。
内奥の”奥”は「おく」「おう」と読むことができますが、内奥は「ないおう」と読むのが正しく、「ないおく」と読むのは間違いです。
また内奥(ないおう)のように「内(ない)」が用いられている言葉には、
「内室(ないしつ)・校内(こうない)・内科(ないか)・内閣(ないかく)」などがあります。
内奥(ないおう)のように「奥(おう)」が用いられている言葉には、
「玄奥(げんおう)・奥義(おうぎ)・深奥(しんおう)・秘奥(ひおう)」などがあります。
次の章で内奥の意味と類義語について解説していきます。
2.内奥の意味と類義語について
では内奥の意味と類義語について見ていきましょう。
まず内奥は「内部の奥深いところのこと」の意味として用いられています。
内奥を用いた例文としては、「心の内奥をのぞく」や、
「内奥側にいくにつれて狭くなる」のような使い方で用いられています。
また内奥の類義語としては、「深奥(しんおう)・深部(しんぶ)・奥底(おくそこ)・内部(ないぶ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても内奥と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「内奥の読み方と意味、”ないおう”と”ないおく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 内奥の正しい読み方は「ないおう」で、「ないおく」は間違い。
- 内奥は「内部の奥深いところのこと」の意味。
- 内奥の類義語には、「深奥・深部・奥底・内部」などがある。