根太の読み方と意味、「ねだ」と「ねぶと」正しいのは？

 

さて日常的に使われるもので「根太」という言葉があります。

 

この根太に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
根太がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは根太の読み方と意味、「ねだ」と「ねぶと」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

 

では根太の正しい読み方は、「ねだ」「ねぶと」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、根太の正しい読み方は「ねだ」「ねぶと」の両方になります。

 

根太の”太”は「ふと（い）」「た」と読むことができます。

 

 

 

一般的には根太は「ねだ」と読むことがほとんどです。

 

ただ根太は「ねだ」「ねぶと」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。

 

（次の章でそれぞれの意味について解説していきます）

 

 

 

また”太”の読み方は「た」「ふと」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「だ」「ぶと」という読み方をすることはできません。

 

根太のように「ねた」「ねふと」ではなく、「ねだ」「ねぶと」と濁って読むのは、日本語の「連濁（れんだく）」と呼ばれているものです。

 

 

連濁とは、”２つの語が結びついて１つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと”を言います。

 

根太であれば、根（ね）＋太（た・ふと）なので、太（後ろの語）の語頭である清音の”た・ふ”が濁音の”だ・ぶ”に変化します。

 

 

 

例えば「手紙（てがみ）」や「綿毛（わたげ）」は連濁なしで読むと、
「てかみ」や「わたけ」と読むのが普通です。

 

もともと”紙”には「がみ」という読み方はないですし、”毛”にも「げ」という読み方は存在しません。

 

 

ですが日本語では連濁によって後ろの語頭が清音から濁音に変わるため、
「手紙（てがみ）」「綿毛（わたげ）」と濁らせて読んでいるのです。

 

ただすべての言葉が連濁によって濁音に変化するわけではないので、注意してください。

 

 

次の章で根太の意味と類義語について解説していきます。

 

 

では根太の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず根太（ねだ）は「床板を支えるために、床下にわたす横木（よこぎ）のこと」の意味として用いられています。

 

 

根太は「ねだ」と読むと上記のような意味になりますが、
「ねぶと」と読むと「股（もも）や尻など、脂肪の多い部分に多くできる腫れ物」の意味となります。

 

このように根太は「ねだ」「ねぶと」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

また根太（ねだ）の類義語としては、「梁（はり）・長押（なげし）・桁（けた）・垂木（たるき）」などの言葉が挙げられます。

 

どの言葉についても根太と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「根太の読み方と意味、”ねだ”と”ねぶと”正しいのは？」でした。

 

 

これまで説明したことをまとめますと、

 

 

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