さて日常的に使われるもので「射幸心」という言葉があります。
この射幸心に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
射幸心がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは射幸心の読み方と意味、「しゃこうしん」と「いこうしん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.射幸心の正しい読み方は「しゃこうしん」「いこうしん」?
では射幸心の正しい読み方は、「しゃこうしん」「いこうしん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、射幸心の正しい読み方は「しゃこうしん」になります。
射幸心の”射”は「い(る)」「しゃ」と読むことができますが、
射幸心は「しゃこうしん」と読むのが正しく、「いこうしん」と読むのは間違いです。
また射幸心(しゃこうしん)のように「射(しゃ)」が用いられている言葉には、
「日射(にっしゃ)・注射(ちゅうしゃ)・反射(はんしゃ)・射撃(しゃげき)」などがあります。
次の章で射幸心の意味と類義語について解説していきます。
2.射幸心の意味と類義語について
では射幸心の意味と類義語について見ていきましょう。
まず射幸心は「偶然や幸運により、苦労なく利益や成功を得ることを期待する心理のこと」の意味として用いられています。
射幸心を用いた例文としては、「射幸心を刺激する」や、
「彼の射幸心を煽(あお)る」のような使い方で用いられています。
また射幸心の類義語としては、「欲求(よっきゅう)・欲心(よくしん)・邪念(じゃねん)・野心(やしん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても射幸心と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「射幸心の読み方と意味、”しゃこうしん”と”いこうしん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 射幸心の正しい読み方は「しゃこうしん」で、「いこうしん」は間違い。
- 射幸心は「偶然や幸運により、苦労なく利益や成功を得ることを期待する心理のこと」の意味。
- 射幸心の類義語には、「欲求・欲心・邪念・野心」などがある。