さて日常的に使われるもので「波止場」という言葉があります。
この波止場に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
波止場がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは波止場の読み方と意味、「はとば」と「はしば」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.波止場の正しい読み方は「はとば」「はしば」?
では波止場の正しい読み方は、「はとば」「はしば」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、波止場の正しい読み方は「はとば」になります。
波止場の”止”は「と(まる)」「し」と読むことができますが、
波止場は「はとば」と読むのが正しく、「はしば」と読むのは間違いです。
また波止場(はとば)のように「波(は)」が用いられている言葉には、
「波及(はきゅう)・波状(はじょう)・波長(はちょう)・波動(はどう)」などがあります。
波止場(はとば)のように「止(と)」が用いられている言葉には、
「止め処(とめど)・止め山(とめやま)・止まり木(とまりぎ)」などがあります。
波止場(はとば)のように「場(ば)」が用いられている言葉には、
「現場(げんば)・広場(ひろば)・場所(ばしょ)・足場(あしば)」などがあります。
次の章で波止場の意味と類義語について解説していきます。
2.波止場の意味と類義語について
では波止場の意味と類義語について見ていきましょう。
まず波止場は「港で陸から海へ細長く突き出した築造物のこと」の意味として用いられています。
波止場は、波をよけ、船をつなぎ、船客の乗降や荷物のあげおろしなどに使用されます。
波止場を用いた例文としては、「波止場に船をつける」や、
「波止場に停泊している船」のような使い方で用いられています。
また波止場の類義語としては、「埠頭(ふとう)・築港(ちっこう)・突堤(とってい)・渡し場(わたしば)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても波止場と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「波止場の読み方と意味、”はとば”と”はしば”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 波止場の正しい読み方は「はとば」で、「はしば」は間違い。
- 波止場は「港で陸から海へ細長く突き出した築造物のこと」の意味。
- 波止場の類義語には、「埠頭・築港・突堤・渡し場」などがある。