結論から言ってしまうと、初午の正しい読み方は「はつうま」になります。
初午の”初”は「はつ」「しょ」、”午”は「ご」「うま」と読むことができますが、初午は「はつうま」と読むのが正しく、「しょご」と読むのは間違いです。
また初午(はつうま)のように「初(はつ)」が用いられている言葉には、
「初穂(はつほ)・初日(はつひ)・初音(はつね)・初詣(はつもうで)」などがあります。
初午(はつうま)のように「午(うま)」が用いられている言葉は、
初午の他には「丙午(ひのえうま)」しか見つけることができませんでした。
次の章で初午の意味について解説していきます。
初午は「2月の最初の午(うま)の日のこと」の意味として用いられています。
午(うま)というのは、十二支の7番目にある午(うま)のことで、十二支は”子(ね)・牛(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)”です。
1年ごとに十二支に沿ってなに年なのかが変化していくように、十二支は日付を表すためにも使われています。
例えば1日目を「子(ね)」、2日目を「牛(うし)」の日として、12日間を一巡として、13日目には再び「子(ね)」の日に戻ります。
そして「午(うま)」は十二支で7番目にあたるため、7日目のことを「午(うま)」の日と言い、2月の最初の午の日のことを”初午(はつうま)”と呼んでいます。
以上が「初午の読み方と意味、”はつうま”と”しょご”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど