さて日常的に使われるもので「昨今」という漢字があります。
この昨今に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
昨今がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは昨今の読み方と意味、「さっこん」と「さくこん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
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1.昨今の正しい読み方は「さっこん」「さくこん」?
では昨今の正しい読み方は、「さっこん」「さくこん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、昨今の正しい読み方は「さっこん」になります。
昨今の”昨”という字は「さく」と読むことができますが、
昨今は「さっこん」と読むのが正しく、「さくこん」と読むのは間違いです。
また昨今(さっこん)のように「昨(さっ)」が用いられている言葉には、
「昨季(さっき)・昨期(さっき)・昨夏(さっか)」などがあります。
昨今(さっこん)のように「今(こん)」が用いられている言葉には、
「今暁(こんぎょう)・今昔(こんじゃく)・今夕(こんせき)・今生(こんじょう)」などがあります。
次の章で昨今の意味と類義語について解説していきます。
2.昨今の意味と類義語について
では昨今の意味と類義語について見ていきましょう。
まず昨今は「最近。近頃。この頃」の意味として用いられています。
昨今は”少し前から現在までのこと”を表している言葉になりますが、
具体的に何日前から現在までのことを表すのか、特に基準が決められていません。
なので昨今という言葉が用いられている前後の文章で、どのぐらいの期間なのかを判断しましょう。
昨今を用いた例文としては、「昨今の動向を調べる」や、
「昨今到着したばかりだ」のような使い方で用いられています。
また昨今の類義語としては、「現行(げんこう)・今頃(いまごろ)・近来(きんらい)・先日(せんじつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても昨今と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「昨今の読み方と意味、”さっこん”と”さくこん”正しいのは?」でした。
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3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 昨今の正しい読み方は「さっこん」で、「さくこん」は間違い。
- 昨今は「最近。近頃。この頃」の意味。
- 昨今の類義語には、「現行・今頃・近来・先日」などがある。
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