このページでは元凶の読み方と意味、「がんきょう」と「げんきょう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.元凶の正しい読み方は「がんきょう」「げんきょう」?

 

結論から言ってしまうと、元凶の正しい読み方は「げんきょう」になります

 

元凶の”元”は「もと」「げん」「がん」と読むことができますが、
元凶は「げんきょう」と読むのが正しく、「がんきょう」と読むのは間違いです

 

 

 

また元凶(げんきょう)のように「元(げん)」が用いられている言葉には、
「元首(げんしゅ)・元帥(げんすい)・元素(げんそ)・中元(ちゅうげん)」などがあります。

 

元凶(げんきょう)のように「凶(きょう)」が用いられている言葉には、
「凶悪(きょうあく)・凶作(きょうさく)・凶行(きょうこう)・凶荒(きょうこう)」などがあります。

 

 

次の章で元凶の意味と類義語について解説していきます。

 

2.元凶の意味と類義語について

 

元凶は「悪事を企んだ中心人物のこと。また、悪いことが起きているそもそもの原因のこと」の意味として用いられています。

 

 

元凶を用いた例文としては、「彼がこの騒動の元凶だ」や、
「活性酸素がこの病気の元凶とされる」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また元凶の類義語としては、「原因(げんいん)・問題(もんだい)・禍根(かこん)・根源(こんげん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても元凶と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「元凶の読み方と意味、”がんきょう”と”げんきょう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 元凶の正しい読み方は「げんきょう」で、「がんきょう」は間違い。
  • 元凶は「悪事を企んだ中心人物のこと。また、悪いことが起きているそもそもの原因のこと」の意味。
  • 元凶の類義語には、「原因・問題・禍根・根源」などがある。

 

 

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