さて日常的に使われるもので「碑文」という言葉があります。
この碑文に使用されている漢字(特に”碑”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは碑文の読み方と意味、「ひぶん」と「ひもん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.碑文の正しい読み方は「ひぶん」「ひもん」?
では碑文の正しい読み方は、「ひぶん」「ひもん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、碑文の正しい読み方は「ひぶん」「ひもん」の両方になります。
碑文の”碑”は「ひ」、”文”は「ふみ」「ぶん」「もん」と読むことができます。
ただ一般的には碑文は「ひぶん」と読むことが多いです。
また碑文(ひぶん)のように「文(ぶん)」が用いられている言葉には、
「文化(ぶんか)・文学(ぶんがく)・文芸(ぶんげい)・人文(じんぶん)」などがあります。
碑文(ひもん)のように「文(もん)」が用いられている言葉には、
「文様(もんよう)・天文(てんもん)・注文(ちゅうもん)・文殊(もんじゅ)」などがあります。
次の章で碑文の意味と類義語について解説していきます。
2.碑文の意味と類義語について
では碑文の意味と類義語について見ていきましょう。
まず碑文は「石碑に彫った文章のこと」の意味として用いられています。
碑文を用いた例文としては、「古代の碑文の研究をしている」や、
「風化して碑文が消えてしまっている」のような使い方で用いられています。
また碑文の類義語としては、「刻印(こくいん)・彫刻(ちょうこく)・刻銘(こくめい)・墓誌(ぼし)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても碑文と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「碑文の読み方と意味、”ひぶん”と”ひもん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 碑文の正しい読み方は「ひぶん」「ひもん」の両方。
- 碑文は「石碑に彫った文章のこと」の意味。
- 碑文の類義語には、「刻印・彫刻・刻銘・墓誌」などがある。