このページでは文物の読み方と意味、「ぶんぶつ」と「もんぶつ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.文物の正しい読み方は「ぶんぶつ」「もんぶつ」?

 

結論から言ってしまうと、文物の正しい読み方は「ぶんぶつ」になります

 

文物の”文”は「ふみ」「ぶん」「もん」と読むことができますが、
文物は「ぶんぶつ」と読むのが正しく、「もんぶつ」と読むのは間違いです

 

 

 

また文物(ぶんぶつ)のように「文(ぶん)」が用いられている言葉には、
「文化(ぶんか)・文学(ぶんがく)・文芸(ぶんげい)・人文(じんぶん)」などがあります。

 

文物(ぶんぶつ)のように「物(ぶつ)」が用いられている言葉には、
「万物(ばんぶつ)・人物(じんぶつ)・生物(せいぶつ)・物欲(ぶつよく)」などがあります。

 

 

次の章で文物の意味について解説していきます。

 

2.文物の意味について

 

文物は「文化の産物のこと」の意味として用いられています。

 

 

文物を用いた例文としては、「日本の文物を好む」や、
「彼は文物の研究をしている」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また文物の類義語としては、「人文(じんぶん)・文明(ぶんめい)・伝統(でんとう)・文化(ぶんか)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても文物と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「文物の読み方と意味、”ぶんぶつ”と”もんぶつ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 文物の正しい読み方は「ぶんぶつ」で、「もんぶつ」は間違い。
  • 文物は「文化の産物のこと」の意味。
  • 文物の類義語には、「人文・文明・伝統・文化」などがある。

 

 

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