結論から言ってしまうと、心中の正しい読み方は「しんちゅう」「しんじゅう」の両方になります。
心中の”心”は「こころ」「しん」、”中”は「なか」「ちゅう」「じゅう」と読むことができます。
ただ心中は「しんちゅう」「しんじゅう」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で心中の意味について解説していきます。
心中(しんちゅう)は「心のうち。内心」の意味として用いられています。
心中を「しんちゅう」と読むと上記のような意味となりますが、
「しんじゅう」と読むと「相愛の男女が合意の上で一緒に死ぬこと/複数の者が一緒に死ぬこと/ある物事と運命をともにすること/人に対して義理を立てること」の意味となります。
このように心中は「しんちゅう」「しんじゅう」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
心中を用いた例文としては、「心中(しんちゅう)穏やかではない」や、
「会社と心中(しんじゅう)する覚悟」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「心のうち。内心」の意味で、
後者の例文は「ある物事と運命をともにすること」の意味で使用しています。
以上が「心中の読み方と意味、”しんちゅう”と”しんじゅう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど