水物の読み方と意味、「みずもの」と「すいぶつ」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「水物」という言葉があります。

 

この水物に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
水物がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは水物の読み方と意味、「みずもの」と「すいぶつ」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.水物の正しい読み方は「みずもの」「すいぶつ」?

 

では水物の正しい読み方は、「みずもの」「すいぶつ」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、水物の正しい読み方は「みずもの」になります

 

水物の”水”は「みず」「すい」、”物”は「もの」「ぶつ」と読むことができますが、水物は「みずもの」と読むのが正しく、「すいぶつ」と読むのは間違いです

 

 

 

また水物(みずもの)のように「水(みず)」が用いられている言葉には、
「出水(でみず)・水垢(みずあか)・水引(みずひき)・水茎(みずぐき)」などがあります。

 

水物(みずもの)のように「物(もの)」が用いられている言葉には、
「刃物(はもの)・鋳物(いもの)・得物(えもの)・着物(きもの)」などがあります。

 

 

次の章で水物の意味と類義語について解説していきます。

 

2.水物の意味と類義語について

 

では水物の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず水物は「水・酒などの飲み物/水分を多く含んでいる食べ物/その時の条件によって変わりやすく、予想しにくい物事/華道で水辺に育つ花の総称」の意味として用いられています。

 

 

水物を用いた例文としては、「水物で利益を稼いでいる」や、「勝負は水物だ」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「水・酒などの飲み物のこと」の意味で、後者の例文は「その時の条件によって変わりやすく、予想しにくい物事のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また水物の類義語としては、「飲料(いんりょう)・運任せ(うんまかせ)・賭け事(かけごと)・不確実(ふかくじつ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても水物と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「水物の読み方と意味、”みずもの”と”すいぶつ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 水物の正しい読み方は「みずもの」で、「すいぶつ」は間違い。
  • 水物は「水・酒などの飲み物のこと/水分を多く含んでいる食べ物のこと/その時の条件によって変わりやすく、予想しにくい物事のこと/華道で水辺に育つ花の総称のこと」の意味。
  • 水物の類義語には、「飲料・運任せ・賭け事・不確実」などがある。

 

 

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