結論から言ってしまうと、手数の正しい読み方は「てかず」「てすう」の両方になります。
手数の”手”は「て」「しゅ」、”数”は「かず」「すう」と読むことができます。
ただ手数は「てかず」「てすう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で手数の意味について解説していきます。
手数(てかず)は「それに要する、労力・時間/手間のかかること/囲碁・将棋などで、ある手段を施すのに必要となる駒を動かす数/パンチなど、攻撃の回数」の意味として用いられています。
手数を「てかず」と読むと上記のような意味になりますが、
「てすう」と読むと「それに要する、労力・時間/手間のかかること」の意味となります。
このように手数は「てかず」「てすう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
手数を用いた例文としては、「彼の方が手数(てかず)が多い」や、
「お手数(てすう)ですが、よろしくお願いします」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「パンチなど、攻撃の回数のこと」の意味で、
後者の例文は「手間のかかること」の意味で使用しています。
両方の読み方に”手間のかかること”の意味がありますが、「てすう」と読んで使われることがほとんどです。
以上が「手数の読み方と意味、”てかず”と”てすう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど