結論から言ってしまうと、不得手の正しい読み方は「ふえて」になります。
不得手の”得”は「え(る)」「とく」、”手”は「て」「しゅ」と読むことができますが、不得手は「ふえて」と読むのが正しく、「ふとくしゅ」と読むのは間違いです。
また不得手(ふえて)のように「不(ふ)」が用いられている言葉には、
「不安(ふあん)・不朽(ふきゅう)・不意(ふい)・不屈(ふくつ)」などがあります。
不得手(ふえて)のように「得(え)」が用いられている言葉には、
「得物(えもの)・得体(えたい)・得手(えて)・心得(こころえ)」などがあります。
不得手(ふえて)のように「手(て)」が用いられている言葉には、
「新手(あらて)・逆手(さかて)・手傷(てきず)・手癖(てくせ)」などがあります。
次の章で不得手の意味と類義語について解説していきます。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>