このページでは雪月花の読み方と意味、「せつげっか」と「せつげつか」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.雪月花の正しい読み方は「せつげっか」「せつげつか」?

 

結論から言ってしまうと、雪月花の正しい読み方は「せつげっか」「せつげつか」の両方になります

 

雪月花の”雪”は「ゆき」「せつ」、”月”は「つき」「げつ」「がつ」、”花”は「はな」「か」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には雪月花は「せつげっか」と読むことが多いです。

 

 

 

また月花の”月”の読み方は「げつ」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「げっ」という読み方をすることはできません。

 

月花のように「げつか」ではなく、「げっか」と変化して読むのは、日本語の「促音化(そくおんか)」と呼ばれているものです

 

 

促音化とは、”2つの語が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語(カ行・サ行・タ行・パ行)の前に付いた音が「っ」(これを促音という)に変化する現象のこと”を言います。

 

月花であれば、月(げつ)+花(か)なので、花(後ろの語)の前に付いた音である”つ”が促音の”っ”に変化します。

 

 

 

例えば「楽器(がっき)」や「切削(せっさく)」は促音化なしで読むと、
「がくき」や「せつさく」と読むのが普通です。

 

もともと”楽”には「がっ」という読み方はないですし、”切”にも「せっ」という読み方は存在しません

 

 

ですが日本語では促音化によって促音(「っ」)に変化するため、
「楽(がっ)」「切(せっ)」と変化させて読んでいるのです。

 

ただすべての言葉が促音化によって促音(「っ」)に変化するわけではないので、注意してください。

 

次の章で雪月花の意味について解説していきます。

 

2.雪月花の意味について

 

雪月花は「雪と月と花のこと」の意味として用いられています。

 

 

雪月花を用いた例文としては、「雪月花を観賞する」や、
「日本の自然美である雪月花」のような使い方で用いられています。

 

 

以上が「雪月花の読み方と意味、”せつげっか”と”せつげつか”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 雪月花の正しい読み方は「せつげっか」「せつげつか」の両方。
  • 雪月花は「雪と月と花のこと」の意味。

 

 

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